他施設からマリアンナの循環器に来たのはなぜ?

奥山 和明

循環器内科医長
奥山 和明 講師

経歴
卒業大学 大阪市立大学

勤務歴
大阪市立大学卒業
沖縄豊見城中央病院 初期研修および循環器内科フェローとして勤務
同フェローシップ中 アメリカCedars Sinai Medical Center へ留学
TAVIについて勉強
帰国後、TAVI診療を志し2017年聖マリアンナ医科大学へ入局。
2020年3月 学位取得
2021年より循環器内科副医局長、大学病院循環器内科医長、ハイブリッド心臓大動脈治療センター副センター長

診療・研究における主な専門領域
心臓カテーテルインターベンション

勤務について

当直回数
平日 3回 土または日 1回

主なスケジュール (2021年現在)

全体回診・SHD診療
病棟・外来
病棟・カテーテル
SHD診療
外勤日
(2週間に一度半日勤務)

聖マリアンナ医科大学循環器内科の魅力

一緒に仕事してみたい。そんな先生に声をかけてもらえたのが沖縄の市中病院からマリアンナへ移ったきっかけでした。そんな訳で聖マリアンナ医科大学がどんな病院で、どんな事をしているかあまり知らず勢いで異動を決めてしまったと思います。少し自己紹介させていただきますと、自分は神奈川県出身ですが大学は大阪、初期研修からは沖縄、そこから海外留学・国内留学などを経て沖縄で医者9年目を過ごしていました。留学先でTAVIを勉強する機会がありSHDに関わって仕事がしたいと思っていましたが、その環境を探すのに困っていたところでした。TAVIは大きな施設でないと関われない、けれど大きな施設では外部から移動しても何もできない。そんなジレンマで悩んでいましたが、今はマリアンナで光栄にも術者の一人としてTAVIチームに参加させていただいています。また来てみて本当によかったのは、臨床の盛んな大学病院という点です。TAVIに関わらず、市中病院では見ることのできなかった重症疾患や希少疾患を診ることができ、それぞれの分野でのスペシャリストがいてカンファレンスでも最先端の意見が聞ける、当たり前かもしれませんが大学病院のこの環境は非常に勉強になります。救命科にも勢いがあり、その分緊急の重症症例も多いです。TAVIに関しても開始1年過ぎで症例数は全国有数となっています。一緒に仕事して勉強になる先生・同僚がいる、豊富な症例数がある。勢いで決めたマリアンナ移動でしたが、やりがいのある職場・有意義な仕事で大満足です。

(上記は2017年のレジデンシー中に記載。2021年現在は循環器内科講師・副医局長、大学病院循環器内科医長、ハイブリッド心臓大動脈治療センター副センター長)

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