当院でJ波症候群の心室細動に対するカテーテルアブレーション治療を受けられた患者さん・ご家族様へ研究へご協力のお願い

当院では、以下の臨床研究を実施しております。
この研究は、日常診療で得られた以下の診療情報を研究データとしてまとめるものであり、ご自身またはご家族の健康に関する新たな結果が得られるものではありません。また、研究のために、新たな検査などは行いません。

この案内をお読みになり、ご自身またはご家族がこの研究の対象者にあたると思われる方で、ご質問がある場合、またはこの研究に診療情報を使ってほしくないとのご意思がある場合は、遠慮なく下記の担当者までご連絡ください。

お申し出による不利益は一切ありません。ただし、すでに解析を終了している場合には、研究データから情報を削除できない場合がありますので、ご了承ください。

【対象となる方】
2000年1月~2022年7月の間に、J波症候群の心室細動を発症され、心室細動に対するカテーテルアブレーションを施行された患者様

【研究課題名】
下側壁誘導J波を有するJ波症候群における心室細動基質に関する多施設共同研究

【研究責任者】
聖マリアンナ医科大学 循環器内科 講師 中島 育太郎

【研究の意義・目的】
本研究は、下側壁誘導J波を有するJ波症候群患者の過去の診療情報を使って、心室細動の契機となる心室期外収縮の心電図波形、カテーテルアブレーションを施行された場合は術中の電気生理学的特徴(特に左室の不整脈基質の有無やその特徴)、予後について調査することを目的とします。
J波症候群の心室細動は発生頻度が少ない疾患であり、病態や適切な治療が明らかではありません。本研究の結果により、今後J波症候群に対してさらに効果的な治療が行われることが期待されます。本研究は、最終的に英語論文として世に発表して、広く医療現場で知識を共有することを目的とします。

【利用する診療情報】
患者背景(年齢、性別、発端者/家族)、家族歴、症状の有無(失神や心室細動など)、遺伝子異常の有無、既往歴、手術歴(心臓カテーテル治療を含む)、現病歴(内服薬についても含む)、埋込型除細動器植え込みの有無、心エコー(左室駆出率,左室径,弁膜症の有無など)、心臓MRI所見、12誘導心電図およびその所見(洞調律中および心室細動のtriggerとなる心室期外収縮)

・アブレーションを施行している場合、術中の電気生理学的所見(心外膜アプローチ施行の有無、低電位領域の有無、異常局所心筋電位の有無、ピルジカイニド投与に対する反応など)
・来院時と治療後の内服薬、治療後経過と転帰など

【研究の実施体制】
この研究は、他の施設と共同で実施されます。研究体制は以下のとおりです。
研究代表者 筑波大学附属病院  循環器内科 教授 野上 昭彦
共同で研究に参加している施設は、全国の循環器内科を標榜する施設において、J波症候群の心室細動患者様の診療歴を有し、研究協力が得られた施設となります。施設名の詳細は、以下になります。

参加する共同研究機関及び各機関の研究責任者
1.昭和大学病院循環器内科 河村 光晴
2.旭川医科大学病院循環器科 佐藤 伸之
3.名古屋大学医学部附属病院循環器内科 因田 恭也
4.新潟市民病院循環器科 保坂 幸男
5.横浜労災病院循環器内科 小和瀬 晋弥
6.綾瀬循環器病院循環器内科 高瀬 哲郎
7.岡山大学病院循環器内科 森田 宏
8.長崎大学病院循環器内科 武居 明日美
9.大阪府済生会泉尾病院循環器内科 松井 由美恵
10.山形大学医学部附属病院循環器内科 橋本 直明
11.Bordeaux University Hospital, Bordeaux, France Michel Haissaguerre
12.Bumrungrad Hospital, Bangkok, Thailand, Koonlawee Nademanee
13.聖マリアンナ医科大学病院 中島 育太郎

本研究で収集した情報を、筑波大学附属病院で保管し、解析を行います。データを提供する際は、あなたを特定できる情報は記載せず、個人が特定できないように配慮いたします。
提供方法:郵送・電子的配信にて収集します。

【研究期間】
研究許可日より2025年12月31日までの間(予定)

【個人情報の取り扱い】
お名前、住所などの個人を特定する情報につきましては厳重に管理を行い、学会や学術雑誌等で公表する際には、個人が特定できないような形で使用いたします。

【問合せ先】
施設名及び管理責任者 聖マリアンナ医科大学 循環器内科 講師 中島 育太郎
住所 川崎市宮前区菅生2-16-1
電話 044-977-8111 (内線3313)

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