2023年11月から2025年10月までの2年間、米国Vanderbilt University Medical Center (VUMC) Electrophysiology部門に留学させていただきました、富樫大輔です。留学中は主に心室性不整脈に対するカテーテルアブレーション、デバイス治療、さらに血栓塞栓症予防を目的とした左心耳閉鎖術に関する臨床研究に従事いたしました。
医局の原田先生・中島先生の御紹介で、心室頻拍アブレーション領域の世界的権威であるWilliam G. Stevenson先生の下で研究する貴重な機会をいただきました。VUMCは米国でも有数の心臓移植施設であり移植待機患者が多いことから、体外式補助循環装着症例や不整脈原性心筋症に伴う難治性心室頻拍症例など、日本では経験することの少ない重症例を多数経験できました。また、Stevenson先生の電気生理学に対する深い洞察に触れ、臨床の基本から研究の進め方に至るまで、多くのことを直接学ぶことができました。
毎朝7時から始まるカンファレンスは朝が弱い自分にとってなかなか大変でしたが、それ以外は皆とてもフレンドリーで、非常に充実した留学生活を送ることができました。
この2年間を通じて不整脈領域の進歩を強く実感するとともに、変わらず重要な基本概念の理解や、新たなアブレーション技術の習得にも大いに役立つ経験を積むことができました。今回このような貴重な留学の機会を与えてくださった医局の先生方に、心より深く感謝申し上げます。











