【祝】日本循環器学会地方会Award Finalistに2名選出

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2023年 6月 17 日(土)にステーションコンファレンス東京(東京都)で第268回日本循環器学会関東甲信越地方会が開催されました。

日本循環器学会の支部会である関東甲信越地方会では年4回の地方会の開催を中心に、会員相互の学術的な意見交換を行っており、地方会には毎回約1,000人に及ぶ会員が参集し、症例発表、教育講演の他に、Student Award, Resident Award, Clinical Research Award, Case Report Awardの4つの賞で毎回活発な質疑応答がされています。

当医局からも若手を中心に参加し、今回はなんと2つのAwardセッションにおいて2名の先生が、一次選考を経て映えあるAward Finalistに選出されました!

まずは研修医の先生が競う発表の場であるResident Awardセッションにおいて、臨床研修センターに所属し、当院循環器内科で現在研修中の研修医2年目の飯野綾香先生(=写真右から一人目)が
『ロボット支援下PCIによる術者の超音波shear wave elastography法を用いた身体的評価』
を発表しました。現時点では日本国内でも導入施設が限られているロボット支援下PCIのシステムを当院では導入しています。ロボット支援下PCIでは放射線被曝の低減が期待できますが、今回はロボット支援下PCIのロボット術者と術野補助者間において、超音波shear wave elastographyによる筋硬度を測定し、身体疲労を定量的に比較検討する臨床研究を発表考察されました。質疑応答も立派でした。

指導医古賀将司先生、石橋祐記准教授、田邉康宏准教授のもと、なんと飯野綾香先生は研修医1年目の時点で臨床研究に関与され、抄録の作成、演題の投稿を実施されました。

続いて診断や治療において貴重な症例発表を競うCase Report Awardセッションにおいて、中西亨先生(=写真左から一人目)が
院外心停止を契機に確定診断に至った先天性副腎皮質過形成17α水酸化酵素欠損症の症例
を発表しました。先天性副腎皮質過形成の一病である17α水酸化酵素欠損症は、通常乳幼児期から若年時に診断されることが一般的ですが、今回は院外心停止という重大な心血管イベントを発症し、代謝内分泌内科と共に集学的な診療の結果、ようやく確定診断に至り治療に成功した希少疾患の症例を報告されました。

中西亨先生は同地方会において一般演題として『エホバの証人を信仰する房室ブロック患者への屈曲した下大静脈経由リードレスペースメーカー移植術の症例 』の発表も実施された他、過去に2022年9月に開催された第265回地方会から2023年6月に開催された第268回地方会まで1年間4回全てに採択の上、演題発表を成し遂げました。次回2023年9月に開催予定の第269回地方会にも採択済みで演題発表を予定し、精力的な学会活動を行っています。

循環器内科専門医試験受験要件に学会発表と論文執筆が求められています。当医局では入局初年度の先生にも積極的に学会発表してもらい、論文を執筆してもらえるようにサポートしています。相談しやすく、Top Journalに多くのAcceptされた論文業績を持つ先輩医局員が在籍しているため、しっかりと指導を受けることができ、初めての学会発表や論文作成も頑張りに見合った成果を実感してもらっています。

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