聖マリアンナ医科大学 循環器内科

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〒216-8511 神奈川県川崎市宮前区菅生2-16-1
044-977-8111(代表)

今月の医局長だより

診療教育・学術の現状

~その1:SHD~

当院ではTAVI術者のための教育プログラムを開設し、希望者を積極的に受け入れています。手技の理解や習得は勿論のこと、弁膜症の診断から術中エコーに至るまで、SHDに対する理解を深めるためのプログラムを充実させました。2020年1月現在まで、当院からSAPIEN TAVI指導医4名、実施医2名、CoreValve TAVI指導医2名を輩出しました。MitraClipも術者、第二術者、第三術者が均一のスキルを有し、チームとして成熟してきております。

 

 

~その2:SHDインターベンショナルエコー医~

当院ではインターベンショナルエコー医養成のための教育プログラムも開設し、希望者を積極的に受け入れてます。当院の特徴は、ハートチームのリーダーは心エコーの専門医であることです。他科、TAVI術者、MitraClip術者、ASD術者、PFO術者、心臓血管外科、麻酔科からの信頼も厚く、スタッフ同士が信頼しあいSHDの治療に望める環境を作っております。

 

 

 

~その3:虚血,不整脈診療~

当院のPCI治療は年間400件前後であり、CVIT(日本心血管インターベンション治療学会)による認定は多数、心血管カテーテル治療専門医は3名有しております。段階を踏んだ教育体制でスキルの向上を得ることができ、また、毎週のカンファレンスにてPCI症例の冠動脈イメージングをレビューすることで知識の習得に努めてます。不整脈診療においても、年間330件前後のカテーテルアブレーション、30件以上の心臓再同期療法、最新のリードレスペースメーカ植え込み術等、多岐にわたり診療教育を受けることができます。

 

 

~その4:さまざまなカテーテル診療~

当院の特徴は、どの分野のカテーテル治療も自施設で施行可能であることです。CTEPHのBPA、ASDのカテーテル閉鎖術、PFOのカテーテル閉鎖術、静脈血栓塞栓症に対するカテーテル治療と様々なカテーテル治療を自施設で行っており、様々自施設で学ぶことができます。

 

~その5:学術~

論文や学会発表も多数しており、臨床だけでなく研究も行うことで、日常臨床の疑問を解決し、それを明日からの実臨床に活かすよう心掛けております。図のように、ここ最近の臨床数と同様に評価の高い学術論文誌も増加傾向であります。