聖マリアンナ医科大学 循環器内科

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今月の医局長だより

医学生や研修医の先生方のキャリアパスへのつぶやき

医学生、研修医の先生方、「何をしたいか、を基準にキャリアを考えていることでしょう!」。皆さんが医師としてのキャリアを考えたときに、おそらくはこれまで色んな先輩の研修医やローテ-ション先の医師の話を聞いてきたと思います。その中で、「自分の好きな科に行ったらいいよ」って言われることが多く、そういう言葉に皆様は、「やっぱり、私は手術したいから外科か」とか「ある程度ライフワークバランスを考えたいから○○科」みたいな感じで、ある程度自分が何をしたいかをまず考えて、それから診療科を選んでいることと思います。ただ、ちょっと立ち止まってみましょう。「自分が何をしたいのか」を基準にキャリアを考えるのではなく「時代がこれからの医師に何を求めているのか」をきちんと考えることが重要ではないかと思います。なぜかというと、これから先の10年では情報処理技術の発達とAIのさらなる発展、侵襲的な治療から非侵襲的な医療がどんどん進歩するはずで、その中では目的意識のない医師が生き残ることは難しくなることも考えられます。今はそんな時代の分岐点かもしれません。

そんな時代の中、当医局講座では、先日開催された第249回日本循環器学会関東甲信越地方会でResident award 最優秀賞を獲得致しました。Resident awardは、研修医の学会活動を奨励し、研究活動を活性化するために、日本循環器学会地方会で設けられたものであります。1年に4回しかない日本循環器内科学会関東甲信越地方会で、当講座では2回連続のノミネートの実績も誇ります。ここも是非ご覧ください(/news/第249回日本循環器学会関東甲信越地方会でresident-award-最優.html)。非侵襲的な治療への挑戦と良い指導医がいたからこそ研修医の先生と一体となって獲得できたと自負しております。

これからの医療は患者様、御家族そして地域の皆様から求められる、選ばれる時代になるかと思います。質の高い信頼される医療のためチーム医療を実践する必要があります。チーム医療は、円滑、円満に行なわれるには各チームメンバーが自分の立場、役割を自覚して活動すること、他のメンバーの仕事を信頼、尊重すること、同じ目標に向って協力、支援することです。当院当医局では、このハートチーム(心不全、ストラクチャー、虚血、不整脈、リハビリ、薬剤、エンジニア)が円熟を増してきており、自分が病気になってもかかりたい診療チームであると自負してます。

さあ、研修医2年次の先生方は、自分の進むべき科、病院を決める時期が近づいてきましたね。大学病院とその他の病院に悩んでいる皆さま、自分のキャリアパスに不安のある皆さま、循環器専門を磨きたい皆さま、指導医に不安をかかえている皆さま、聖マリアンナ医科大学循環器内科の門戸を叩いてみてはいかがでしょうか?