聖マリアンナ医科大学 循環器内科

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今月の医局長だより

今、皆様は学位派?専門医派?それとも…

当医局からは、2019年3月に5人の先生方が学位を取得しました。博士号の学位をとった先生方に感想を改めて聞くと、全員が「取って良かった」と肯定的な意見を教えてくれます。そんな学位論文の中で、5月には、古藤 弾先生の学位論文がJournal of Echocardiography 論文賞を受賞し、7月には、第77回聖マリアンナ医科大学医学会にて、小徳のぞみ先生の学位論文が最優秀賞を受賞しました。本当に嬉しい報告でありました!

“昔は学位、今は専門医“っていう風潮の今の時代でも、学位を取得し、かつ専門医を目指している彼らをみていると、マインドがある医師は医学博士を取得し、この経験が医師としての臨床能力の幅を確実に広げてくれているのだと感じます。学位論文の意義は何だろうと考えると、博士論文を書き上げること、学位として認めてもらえることで、研究者の入り口に立つことができます。臨床をやる我々にとっては、臨床研究を継続することで医療の質の向上につながると思います。つまり、昔は学位取得のための研究が多かった印象もありますが、これからの学位は研究を通じて臨床の質を高めるべく、その入り口に学位があり、そういうマインドをもった人が学位を取得していくべきなのだろうと思います。新内科専門医プログラムにて臨床面が重要視されていますが、臨床の質を高めたい方には”学位取得”は一助かと思いますし、我々の医局は、そういった方々を必ずサポートします。

専門医はどうでしょうか?皆さんが当たり前のように取得を目指しておりますが、医師として診療をするうえで学位同様に必須ではありません。しかしながら、専門医を目指すことで専門領域についてしっかり勉強をし、患者さんに標準医療を提供することができるようになる意味では必要だと思います。こう考えると、学位も専門医も患者さんにいい質の高い医療を提供していくためにはどちらも取得することがいいことかもしれませんね。