聖マリアンナ医科大学 循環器内科 

〒216-8511 神奈川県川崎市宮前区菅生 2-16-1

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入局・研修希望の方へ

今後、循環器内科を考えている研修医ならびに後期研修医の皆様へ

スタッフ当医局では、大学院生・後期研修医を募集しています。
臨床では幅広い分野でそれぞれの専門家が指導します。循環器内科医として必要な臨床経験が習得できることをお約束します。
研究は主に臨床研究になります。本人の希望する分野に分かれ、指導医のもとで研究を進めます。
当医局の方針では、卒後8年目を目標に学位習得を目指します。
留学希望も可能な限り受け入れており、2017年6月現在2名が海外に留学しています。
ご質問等がございましたら、メールまたは直接お電話ください。

お問い合せ先 
E-mail:junkanki@marianna-u.ac.jp
TEL:044-977-8111(代表)
  ⇒ 循環器内科 医局へ とお伝えください
   医局長 木田圭亮

循環器内科 後期臨床研修のご案内

概要

(1)循環器疾患全般についてオールラウンドに臨床能力、専門知識を習得する。
  • ハートセンター病棟業務
  • CCU管理、重症症例の全身管理(IABP、PCPS、CHDF導入、管理)
  • 救命センター等での急患の対応、救命措置。
  • 初診外来
(2)循環器内科における検査、治療手技について知識、手技を習得する。
  • 冠動脈造影(CAG)、経皮的冠動脈形成術(PCI)、末梢血管カテーテル治療(EVT)
  • 心臓電気生理学検査(EPS)、ペースメーカー、ICD、CRT
  • 心臓超音波検査
  • 心電図室業務(ホルター心電図、トレッドミル運動負荷試験、負荷シンチグラフィー)
  • 心臓リハビリテーション
(3)認定医・専門医の取得

当院で取得可能な認定医・専門医

  • 日本内科学会              認定医・専門医(認定教育施設)
  • 日本循環器学会             専門医(認定研修施設)
  • 日本心血管インターベンション治療学会  認定医・専門医(認定研修施設)
  • 日本不整脈学会             専門医(認定研修施設)
  • 日本超音波医学会            専門医(専門医研修施設)
  • 日本心臓リハビリテーション学会     指導士・認定医(認定研修施設)
  • 日本高血圧学会             専門医(認定研修施設)
(4)学位取得

期間中は並列して、積極的に学会活動に参加し、指導医の指導のもと、学位取得の準備を進めます。
当医局の特徴として,大学院生以外も全員研究テーマを持ち,学位取得を目指して頑張っています。

待遇

給与:
 
任期付助教:基本給20万円(昇給あり)  + 当直手当 + 週1回外勤
   
 
大学院生 :基本給12.5万円      + 当直手当 + 週1回外勤
休暇:
 
夏休み 10日間 + その他年間6日間
併設宿舎:なし

大学院生も臨床業務に従事しながら研究を行う場合、上記のように基本給が支給されます。

プログラム

各部署での研修内容・目標

1. 心臓カテーテル検査、カテーテルインターベンション
(到達目標)
  • 診断カテーテル検査を安全かつ確実に行える。
  • 心内圧波形を理解し、正確に読影が出来る。
  • 結果から,血行再建、手術適応を含めた治療方針を決定できる。
  • PCI第一助手の仕事を把握し、円滑に手技を進められる技術を習得する。
  • PCIの手技を理解し、各症例に適したストラテジーを組み立てる。
(目標件数)
CAG:
術者又は助手 120例/1クール      
PCI:
助手 60例/1クール
術者 特に目標は設けないが、各自の技術・意欲により指導医が指示する。
(実際の業務内容)
  • 検査、治療当日までにプレラウンドを行い、症例の経過、病態を把握する。
  • 連日のカンファレンスで症例呈示を行う。
  • 読影、レポートの作成、シネ読みカンファレンスで治療方針を決定する。
2. 超音波センター(心臓超音波検査)
(到達目標)
  • 経胸壁心臓超音波検査
  • 経食道心臓超音波検査
    • 検者として検査の実施、基本画像の描出を確実に行える。
    • 画像と計測値から病変を指摘、病態を判断し画像診断ができる。
  • その他
    • 負荷心臓超音波検査:薬物(ドブタミン、ATP)、運動負荷心エコー検査の適応、検査準備、所見の評価など一連の流れを学ぶ。
    • 心臓超音波検査のTopics(ストレイン、3Dなど)最新のエコー技術を体験する。
(目標検査件数)

経胸壁心臓超音波検査  検者160件 読影640件
経食道心臓超音波検査  20件

(実際の業務内容)
  • 週2回、超音波センターにて実際に検査、読影を行う。
  • カンファレンス(週1回、内月に1回は大滝先生のカンファレンス)の参加。
  • 学外講習会への参加。
3. 不整脈
(到達目標)
  • EPS
    • 適応、方法、合併症、意義を理解する。
    • 正常の電気生理学現象を理解する。
    • 不整脈(上室不整脈→心室不整脈)の心内心電図を理解する。
    • 大腿動脈、大腿静脈の穿刺ができる。
    • 電極カテーテルを心内の目的部位に正しく留置できる。
  • ABL
    • 適応、方法、合併症を理解する。
    • ABLの介助を行う。
  • ペースメーカ,ICD,CRT-P,CRT-D
    • 適応、方法、合併症を理解する。
    • 種類と一般的な機能を理解する。
    • 植込み術、交換術の介助を行う。
    • 一般的なプログラマー操作が行える。
  • 不整脈一般
    • 不整脈の診断ができる。
    • 薬物治療を理解する。
(実際の業務内容)
  • 検査、治療に参加し、現場で指導を行う。
  • EPSカンファレンス
    • 予定症例の検討
    • 施行症例の結果および今後の方針の確認
    • その他の問題症例の検討
4. 心臓リハビリテーション
(到達目標)
  • 心臓リハビリテーションの適応および禁忌を理解し、実際の手順を理解し行える。
  • 適応となる疾患および時期によって起こりえる合併症や有害反応を念頭に置くことができる。
  • 実際に緊急事態が起こったときにBLSおよびACLSが行える。
  • 心肺運動負荷試験を他の職種の者とともに施行でき、結果を解釈し、嫌気性代謝閾値を決定できる。
  • 心肺運動負荷試験の結果から運動処方を作成し、患者にそれを説明できる。
  • 運動療法だけでなく、禁煙や食事療法、心理的サポートなどの重要性を理解し実践できる。
  • 心臓リハビリテーション以外の理学療法、作業療法や言語療法についても基礎を習得する。
(実際の業務内容)
  • 朝のミーティング:病棟から降りて来る依頼用紙を基にして患者の病態評価を行う。 スタッフとのミーティングにて方針を決定する。
  • 午前中:病棟に出向いてベッドサイドで行われる超急性期の心臓リハビリに同行し、その方法を習得する。やや病態の安定した患者は本館1階のジムにおいて行う。
    こちらも同様にそのトレーニング理論を習得する。
  • 月曜昼12:30から(隔週)のMI退院前カンファランスに必ず出席し、受持ち医のプレゼンテーションを聞き評価する。
  • 午後:毎日1-2件行われる心肺運動負荷試験に理学療法士、医師の補助としてつき、最終的には単独で行えるようにする。また、得られた呼気ガス分析の評価及びレポートの記入を行い、心臓リハビリテーションの効果の評価を行う。
    また、運動処方を作成し患者に的確に伝えられるようにする。
5. 心電図室業務
(到達目標)
  • 心電図の読影
  • ホルター心電図の読影
  • トレッドミル運動負荷試験
    目的・方法・適応・合併症を知る。
    基本的に1人で安全に検査を行い、診断することができる。
  • 負荷心筋シンチグラフィー
    目的・方法・適応・合併症を知る。
    基本的に1人で安全に検査を行い、診断することができる。
(実際の業務内容)

ホルター  30件/週
トレッドミル運動負荷試験    30件/週
負荷タリウムシンチグラフィー  12件/週
判読結果には基本的に指導医のチェックが入る。
運動負荷試験は基本的に指導医のもとに行う。

各部署教育係:木田圭亮、鈴木健吾、田邉康宏、原田智雄

今後、循環器内科を考えている女医さんへ

Ladies2循環器内科の山田麻里可です。
循環器内科は女性医師が働くには過酷な環境でハードルの高い専門領域。女性医師の誰もが一度はそのように考えるかもしれません。私も研修医まではそう思っていました。しかし現在はその心配は必要なかったと思っています。当科は教授をはじめ医局全体が、女性医師に対して仕事と家庭の両立が出来るよう常に理解し、配慮して頂けます。女医さんを奥様にもつ男性医師が多いので何も言わなくても理解してくれる部分もあります。
私は入局して5年目ですが、その間に結婚をして大学院を卒業しました。研究と臨床をするのは大変なこともありますが、働きやすい環境のため、とても楽しく充実した毎日です。 Ladies1 女性医師に限らず医局員全員の個々のライフスタイルを尊重し、子供が病気になったなど不測の事態が生じた場合の休暇や早退に関しても快く対応してくれる医局です。日本循環器学会でも女性医師に対するサポート体制が強化されており、女性医師の活躍は今後、広がっていくと思います。循環器内科医にはなりたいけど、続けられるか心配・・と思う方もいるかもしれませんが、好きなことは続けられますし、女性だからという理由で循環器内科医になるのを諦めるのはもったいないと思います。自分がどのように働いていきたいのか、目標を明確にすれば、医局は希望に応じて出来る限りのサポートをしてくれます。
悩んだときに相談できる上司や同僚もたくさんいます。何か聞きたいことがあれば是非相談にきて下さい。

1週間の業務内容
月曜日
午前:再診外来
午後:心電図室業務
火曜日
午前:外勤
午後:外勤
水曜日
午前:心電図室業務
午後:心電図室業務
木曜日
午前:心電図室業務
午後:心電図室業務
金曜日
午前:心電図室業務
午後:ペースメーカー外来

※心電図室勤務(運動負荷試験、ホルター解析、心電図読み)