聖マリアンナ医科大学 循環器内科 

〒216-8511 神奈川県川崎市宮前区菅生 2-16-1

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診療・検査のご案内

心臓弁膜症

心臓弁膜症は近年、増加してきています。特に最近多いのは大動脈弁狭窄症や僧帽弁閉鎖不全症です。心臓内の4つの部屋には、それぞれ逆流防止弁があります。
右心房と右心室の間には「三尖弁」、右心室と肺動脈の間には「肺動脈弁」、左心房と左心室の間には「僧帽弁」、左心室と大動脈の間には「大動脈弁」があります。これらの弁が様々な原因によって十分に働かなくなった状態を「弁膜症」といいます。弁膜症には「狭窄症」と「閉鎖不全(逆流)症」があります。
心臓弁膜症が進行すると心臓の血液送り出す機能が低下し、その後オーバーワークとなった心臓は次第に持ちこたえられなくなり、心不全を引き起こします。

弁膜症外来では、自覚症状の程度や心エコー検査を中心とした各検査から治療方針を決めます。当院での心エコー検査件数は平成26年度、経胸壁心エコー12,208件、経食道心エコー489件と増加傾向です。
最近では運動負荷心エコーを積極的に行い、治療方針決定に役立てています。
弁膜症の治療方法には、内科的治療と外科的治療とがあります。
内科的治療は、弁そのものを治すのではなく、薬で症状を緩和し、進行を抑制することで心臓にかかる負担を取り除きます。しかし薬物療法だけでは十分に症状をコントロールできず日常生活に支障をきたす場合、根本的な治療として、外科的な弁置換術・形成術の適応となります。
当院では外科手術やカテーテル治療の専門家、心臓超音波や画像診断のエキスパートのみならず麻酔科医、看護師、放射線技師、理学療法士、臨床検査士が一体となってハートチームを形成し、個々の患者さんに適した治療を選択していきます。外科治療では、大きく胸を開ける治療だけではなく、小さな傷で手術を行う低侵襲治療(MICS)を積極的に数多く施行しています。
また2016年1月より大動脈弁狭窄症に対するカテーテル治療(TAVI)も施行を開始し、地域の患者様のみならず他県の医療機関からの治療依頼も受けております。 心臓弁膜症外来では心臓弁膜症の診断、治療方針の決定、定期的なフォローアップを行っていきます。心臓弁膜症に関わることは何なりとご相談下さい。

大動脈弁狭窄症(経食道心エコー)
大動脈弁狭窄症(経食道心エコー)

僧帽弁狭窄症(経食道3D心エコー)
僧帽弁狭窄症(経食道3D心エコー)

僧帽弁逸脱症(経食道3D心エコー)
僧帽弁逸脱症(経食道3D心エコー)

運動負荷心エコー
運動負荷心エコー

専門外来

弁膜症外来(水曜日午後 担当医師:出雲 昌樹 講師)

初診の患者様は随時初診外来にて受け付けております。

外来担当表

循環器内科 外来担当表

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